『レバレッジリーディング』 ビジネス本は、その10倍の金額になって帰ってくる

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今日ご紹介する本は、「レバレッジリーディング」著者:本田直之です。

 私は、せっかくビジネス本を読んでも内容をすぐ忘れてしまったり、仕事や日常生活にどう生かせば良いか分からなかったりと、本の正しい読み方がわかっていませんでした。

 そのため、まずはビジネス本を読む意味や効率的な読み方を学んでから、ほかの多くの本に触れたいと思い、この本を手に取りました。

以下、この本の内容の要約と、そこから私が学んだことを簡単にご紹介させていただきます。

本を読む時間がないのではない。本を読まないから時間がないんだ。

 本には人の一生や知識・経験が詰まっている。それを疑似体験したり、短期間で学ぶことができるのが読書である。そうした知識や経験に自分なりの工夫を加えることで最大限効率的に結果を出すことができる。

 どう仕事を効率化するか自分で考えることに時間をかけるのは非効率的である。

 他者の経験や成功例を学ぶ(まねる)ことで、仕事を効率化しよう。

時間をかけず、手早く読もう。

 基本的には1冊につき1時間。時間制限を設けることで集中して読み切ることができる。初心者のうちは、1冊につき2~3時間かけてもよい。

 このくらい早く読むために必要な情報を取捨選択することが重要になる。これは、「瞬読」とは異なる。「瞬読」は文字をいかに早く脳にインストールするかが重要になるが、紹介した読み方では、必要な情報だけを脳にインストールすることが重要である。

具体的な読み方
  • 読む目的を明確にする=この本から何を学ぶの?

  ➡自分にとって必要な情報とそうでない情報を取捨選択することで早く読み切る

  ことが可能になる。

  • 目標時間を設定する

  ➡1~3時間に設定することで短時間で集中して読み切る。

  • 前書き・目次・著者の経歴を読む

  ➡全体像を頭に入れることができる。

  • 緩急をつけて読む

  ➡大事なところは熟読、それ以外は流し読みする。

 

本の中で重要なポイントはおよそ全体の20%、その中で吸収すべきは80%なので、本全体の16%さえ理解し暗記できれば十分であるという気持ちで読む

→だらだらと全部読んで何も内容を覚えてないより効果的

本は購入してマーク、折り目、メモ等たくさんつけよう

 重要なところには線を引いたり、もっと重要なところには☆マークをつけたりしよう。線を引いたりマークを付けたりしたページは、折ることで読み返しやすくなる。また、思いついたことはすべて、その都度余白にメモする。

 そして読み終わった本が何冊かたまったらそれを編集してまとめる。これを普段から読めるようにしておくことで、内容を忘れずに仕事に生かすことができる。

 学んだことは実行しないと意味がない。学ぶ、覚える、実行するの3つを習慣化することが結果を出す近道。